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春アトピーケアは、「汗」「紫外線」「飛散物質」の対策を

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  • の対策について
  • 汗には、「体温の調整」「皮膚の殺菌」「皮脂膜の形成」などの働きがあります。皮膚は主に「デフェンシン」「カテリシジン」「ダームジン」という抗菌ペプチドにより守られていますが、この中の「ダームジン」は汗に含まれる抗菌ペプチドです。
    つまり、汗をしっかりかくことで、皮膚にとって有害な細菌叢が形成されないよう守る働きがあるわけです。
    同時に、角質層の水分蒸散を防ぎ、健全なバリア機能を形成するために必要な「皮脂膜」は、汗と皮脂が乳化して作られます。「汗をかかない」=「皮脂膜の形成が弱い」ということになり、自らが行うスキンケアが十分に行えておらず、バリア機能が低下、異常な細菌叢を作るきっかけにもなります。

    これらは、汗のメリット、つまり「汗が必要な理由」ですが、汗には同時にマイナス点もあります。皮膚には、さまざまな菌が群生していますが、その中にマラセチア属真菌があり、この真菌が産生するタンパク質はヒスタミン遊離活性作用持つため、痒みを引き起こしやすいことが分かっています。このタンパク質が汗に溶け込むことで、皮膚から体内に侵入、炎症作用(アレルギー反応)をもたらし、痒みが生じます(2013年6月「アトピー性皮膚炎患者における汗アレルギーの原因物質を同定」広島大学)。

    汗には、このようにアトピー性皮膚炎に対して、メリットとデメリットの両面がありますが、前述したように、「汗」は、自ら行う「スキンケア」の働きに不可欠であり、バリア機能を高めるためにも大切な因子です。では、春から初夏にかけて、どういったことに気をつければ良いのでしょうか?そこで、汗で悪化するケースを考えてみると良いでしょう。

    汗が悪化要因となる場合、その多くは、長時間汗を放置していた、というケースです。
    まだ季節の変わり目ですから、日によって気温が大きく変動することがあります。
    そうした中、衣類の調整がうまくいかないと、厚着で不要な汗をかいたりすることもあります。
    厚着をしていますので、かいた汗をすぐに拭きとることも難しく、そのことで汗によるデメリットを生じさせることに繋がりやすくなります。気温の変化に合わせて上手に衣類を調整しましょう。




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