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健全な皮膚のバリア機能がアトピー性皮膚炎克服のカギを握る



  • ◆◆◆ 掻き壊しを排除するためには?
  • 掻き壊しを防ぐためには、唯一「痒み」を止めることが必要になります。
    痒みが生じる主な原因は、免疫反応の結果による「炎症」、そして角質層内にまで伸びてしまった痒みを知覚する神経刺激による「感覚」の二つになります。
    現在、病院で行う治療の主体となる免疫抑制作用23を持つ薬剤(ステロイド剤やプロトピック軟膏など)は、後者の「神経」に対しては有効的に働きませんが、前者の「炎症」による痒み対しては効果的に抑えることができます。
    もっとも、炎症が生じる「最初の原因」そのものが、皮膚のバリア機能の低下から細菌叢が乱れることにあるわけで
  • すから、大元の原因を断つのであれば、まず皮膚の細菌叢を健全な状態にすることが必要になってきます。
  • ◆◆◆ 皮膚におけ免疫機能の低下を排除するためには?
  • 前項目の「掻き壊し」の「炎症」に対しては、ステロイド剤など免疫を抑制する薬剤が有効的に働くわけですが、これらの薬剤は免疫全体を低下させる働きがあるため、黄色ブドウ球菌など皮膚の細菌叢を乱す細菌の増殖を招きやすくなる、という欠点があります。
    基本的に、皮膚の免疫を「上げる」ことを考えるならば、ステロイド剤などの薬物使用は、「掻き壊し」を防ぐ目的と「免疫機能を低下」させる目的との間で、表皮においてその影響が最小限に留まるような使用方法(連用に至らないように注意する)が求められるでしょう。
  • ◆◆◆ バリア機能を形成する因子の不足を排除するためには?
  • 本来ならば、自らの皮膚を「守る」バリア機能は、自らの力で「作り出す」ことが理想的です。
    実際、汗と皮脂が混じり合って(乳化して)作られる皮脂膜が、その一端を担っているわけですが、表皮を乾燥させやすい生活環境(エアコンの普及など)、汗をかかない生活環境(エアコンの普及、運動不足など)は、自らの力でバリア機能を維持する力を弱めさせています。
    スキンケアで補うことも大切ですが、同時に、「汗をかく」生活を心がけることが根本的に解決策として重要になります。※かいた汗を放置しないことも大切です。
  • ◆◆◆ 健全な皮膚細胞の形成を阻害を排除するためには?
  • 当たり前のことですが、皮膚も「細胞」です。何もない状態から「生み出される」ものではなく、元の細胞が分裂して新たに正常な細胞を形成することが求められます。
    こうした「健全な皮膚の細胞」を形成していくためには、当然、細胞を作り出すための「材料」が必要です。
    栄養素(タンパク質など)、酸素、そして内分泌などが必要ですが、それらは全て「血液」によって運ばれます。
    今月号では、血管壁についての特集※を組んでいますが、こうした「健全な皮膚細胞」を形成していくためには、そうした「素材」を運ぶための「毛細血管」が正常に作られることが「前提条件」として必要になり、そのためには、血流が良いこと(冷えの状態の改善)が求められます。
    このように、皮膚表面における異常な細菌叢を防ぐことが、バリア機能を低下させない第一歩であり、アトピー性皮膚炎の炎症や痒みについても、「根本的な原因」として対処できる一つの要因と言えるでしょう。
    アトピー性皮膚炎は、アレルギー的な側面が強い疾患であることは確かです。
    しかし、「本当の原因」は、アレルギーを誘発させるような「皮膚を取り巻く環境」の方にあり、根本的な原因の解決とは、それらの「環境」を健全な状態に保つことにあることを忘れないようにしましょう。


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