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私の考えるアトピーの治し方

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  • ステロイド剤を長く使うと、なぜ離脱症状が出るのでしょうか。
  • ステロイドは、もともと人間の体内で作られている副腎皮質ホルモンです。この物質を体がつくる量はごくわずかで、自分の体で作ったホルモンが体内にある分には問題ありません。しかし、人工的に作ったものを外側から塗ったり、内服したりすることでステロイド依存の状態になります。ステロイド剤は、脂質の一つであるコレステロールを合成して作られたもの。ステロイド剤を長期間塗っていると、皮膚組織にコレステロールが沈着して酸化変性してしまいます。通常のコレステロールは尿として排出されますが、酸化変性したコレステロールは排泄されにくい。この酸化コレステロールはそのものが起炎物質(炎症の原因物質)なので、今度はこれが原因で次々と体中に炎症が広がっていきます。こうなるともはやアトピー性皮膚炎ではなく、新たな酸化コレステロール皮膚炎になります。
  • アトピーはリンパ球優位でしたが、今度は逆の顆粒球優位では?
  • そうです。酸化物には顆粒球を増やす働きがあり、顆粒球優位の状態に変化します。顆粒球は増えすぎると炎症を起こしやすい体質になることは、先ほど説明しました。酸化コレステロール皮膚炎はアトピーとは原因が違う炎症ですが、これを抑えるためにはさらに大量のステロイド剤が必要となってしまいます。これが悪循環であることは説明するまでもありませせん。 離脱症状は、ステロイド剤を排泄するための治癒反応 —途中でステロイド剤が怖くなり、やめてしまう人も多いと思います。長期にわたってステロイド剤を使えば、中止した時に離脱症状(リバウンド)が出ます。皮膚が激しく腫れたり臭い膿が出てくるので、アトピーが再発したと勘違いする人も多いでしょう。しかしこれはステロイド剤が切れたことによるリバウンドであり、体内に蓄積された酸化コレステロール(ステロイド剤が変性したもの)を排泄しようとしているのです。つまりこれも治癒反応なのです。ステロイド剤を中止して離脱症状が早く激しく出るほど、治る力が強いと考えてください。ステロイド剤の使いすぎで免疫力が抑制されるほど、離脱症状はなかなか起きず、弱い離脱症状で終わってしまいます。そうなると改善もなかなか困難です。離脱症状が起きたときは、「この症状を克服しない限り治癒の道はない」と考え、ステロイド剤の再使用は避けるべきです。そうしないと、ステロイド剤の悪循環を断ち切ることはできません。
  • 離脱症状を克服するためにはどうしたらいいですか?
  • 離脱症状の本質を理解すれば、あとは膿と共にステロイド剤を出し切ればよいことが分かるでしょう。ステロイド剤を使っている人は、交感神経が興奮したままの状態で血流も悪いので、体が冷え切っています。体を温めると腫れの発作が起きるので、なるべく体を冷やしていた方が楽です。しかし、血行が悪い状態では膿を排泄できません。体を温めて血流を促すのはつらいことですが、ここは我慢するしかありません。可能な限り体を温め、血流を促し新陳代謝を活性化させましょう。
  • ステロイド依存から真の回復に至る過程
  • ステロイドを慢性的に使用するということは、ステロイドによるダメージを体や肌に蓄積していくことを示している。ステロイド使用を中止すると、体は治ろうとリバウンド症状を呈する。
    これは体の治癒反応であって悪化ではない。ステロイドには使用の限界がある以上、いつ爆発するかわからない爆弾を抱え込んでいくような生き方は、根本から見直す必要があるといえる。
  • 薬を断って3日後。
    離脱症状のピークはまだだが、全身を強い炎症が覆い、顔から首は粉を噴いたように皮膚が浮き上がっている。
    炎症はほぼ治まり、かゆみもだいぶ楽になってきた。腰の一部に軽い炎症があり、肌色は不健康そうに黄色味を帯びている。 職場復帰から2カ月。
    すっかりきれいになり、本来のきめ細かな肌が戻っている。



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