秋にお肌と体調のアップを目指そう |
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- その他の 生活習慣
秋になって 熱帯夜も過ぎ さると、睡眠 はとりやすくなります。アトピー性皮 膚炎の方に以前アンケートを取った際、 秋がもっとも過ごしやすい季節、と いう回答だったのですが、その理由の 一つは、この「睡眠」が取りやすい季 節であることが大きく関係しているで しょう。
ただ、湿度も下がる分、夜の就寝時 にお肌を乾燥させることがありますの で、就寝前の保湿ケアは重点的に行う ようにしましょう。
また、睡眠がとりやすい秋の時期に、 しっかり睡眠をとらないと、皮膚の バリア機能が低下したままの状態で 冬を迎え、赤みや炎症が強くなるこ とがあります。
睡眠は、自分で時間を調整できる 「生活習慣」です。睡眠がなぜアト ピー性皮膚炎にとって大切なのか、 良く理解した上で、睡眠の時間を確 保する「努力」をしましょう。
秋は「運動の秋」とも言 われます。暑すぎず寒すぎ ず、運動を行うのに適した 季節だからですが、この時 期に体を適度に動かすこと は代謝の面、そしてスキンケアの両面で役立 ちます。
運動量は多い必要はありません。ジワッと した汗をかく程度の運動であれば、散歩でも ストレッチでもなんでも構いません。できれ ば、反復継続できる無理のない運動を行うよ うにすると良いでしょう。
食事も「食欲の秋」といわれるぐら い、秋は食材も増え、食事が「美味しい」 季節と言えます。アトピー性皮膚炎の 腸内環境や肌環境を考えた場合、でき るだけ「和食」のメニューを中心に考 えると良いでしょう。
醤油や味噌、納豆など、和食には 植物性の乳酸菌を含む食材が豊富にありま す。旬の野菜や魚などを上手に組み合わせる ことで、腸内環境を適切に整えられる食事が 得られます。洋食が悪い、ということではあ りませんが、アトピー性皮膚炎の方にとって、 食事から得られるメリットを考えた場合、日 本人の場合は、洋食よりも和食の方が適して いる、ということです。
また、食事の時間帯にも気をつけましょう。 できるならば三食を定期的な時間帯で摂取す ると、体の他の機能にも良い影響が与えられ るでしょう。

