8月のスキンケアと入浴のポイント |
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- 暑い時期、湯船につかっての入浴は敬遠されがちになるかもしれません。
でも、アトピー性皮膚炎を克服するために行う入浴の目的は、自律神経や内分泌などの機能を高めることにあります。
免疫機能の異常な状態がアトピーの症状に関与していると考えられる方の場合、入浴はしっかり行うようにしたいところです。
夏は汗も出やすい時期なので、入浴時は左の3つのポイントに注意しましょう 濃縮温泉を利用している人は、 暑い季節は入れる量を1/2〜1/3ぐらいに1/2〜1/3ぐらいにへらすとよいでしょう。 入浴後の乾燥を感じる場合は、APバスオイルを併用しても構いません


- 暑い日が続くと食欲も減退し、さっぱりしたものを食べたくなります。夕飯は
「そうめんなど冷やした麺類だけ」ということもあるかもしれません。でも、糖質だけの食事では、
かえって体力を失うことがあります。ネギやショウガなどの薬味となる野菜も上手に取り入れて、
ビタミン、ミネラルをしっかり摂取するように心がけましょう。また、アイスクリームなど甘くて冷たいおやつのとり過ぎにも注意しましょう。
どうしても食事が単調になりやすい場合には、サプリメントなどを活用しても構いませんが、まずは食事で補うことを目指したいですね。
どうしてもサプリメントを使用する場合には、体調面を考え、ミネラル類を含んだサプリメントを併用するとよいでしょう。


- 暑い季節、エアコンをどう使うか悩んでいる方も多いでしょう。
ほとんどの家庭では、夏を快適に過ごすためにエアコンを利用していると思われます。しかし、
アトピー性皮膚炎の方にとっては「汗をかきにくくなる」「湿度を下げて皮膚を乾燥させる」など、マイナス面も抱えます。
職場など強めの冷房環境にあると、足元が冷えるなど、血液の循環不全を感じることがあるかもしれません。
一定の冷房を効かせた環境で過ごす場合には、「保湿を意識したスキンケアを行う」「足元が冷えない工夫をする」 「冷房の風に直接当たらなようにする」などに気をつけるようにしましょう。

- 夏が終われば、過ごしやすい秋を迎えます。でも、夏場を上手に乗り切れないと、
状態が安定しやすい秋の季節も、肌の状態で悩まされることになります。暑い季節、生活のなかでできる工夫をしっかり行って、対処していきましょう。

